「工房の理想形」

打楽器好きだけでなく、楽器初心者の入り口としても

スガイ打楽器製作所には各種の打楽器があります。

私が製作している楽器以外はすべて私物ですが、工房にお越しいただいた方々にはプロパノータはもちろん他の楽器も自由に触ってもらっています。

触ってみたい楽器があっても民族系の打楽器は街の楽器屋さんでは取り扱いがないことが多いです。

だからと言って打楽器専門店に行くのも・・・・そんな方には最適かもしれません。

残念ながら工房は特別に防音対策はしていませんので「ジャンベ」や「コンガ」などを大きな音で演奏することはできません。

しかし思い切り音を出すことが出来なくても、十分に打楽器の面白さを堪能することはできます。

むしろ、小さい音だから楽しめる部分もたくさんあります。

《 工房も楽器スペースも小さなミクロコスモスです 》

工房として借りてい居る物件は、いわゆる店舗付き住居。

1階が製作工房で、2階が「楽器いじくりスペース」となっています。

私が理想とするイメージは、「打楽器に興味がある人」が自由にやってきては、楽器をいじくり倒して帰っていく、そんな空間です。

  • 打楽器を始めてみたいけど、何が良いかわからない
  • 持っていないけど触ってみたい打楽器がある
  • 時間が空いたのでちょっと立ち寄って練習したい

などなど、そんな人たちが勝手に来ては勝手に過ごしていく。

楽しそうですね。

初めてのお客様には私も多くの時間を割いて、ご説明などをしています。

しかし慣れてくればあいさつ程度で「あとは好きに練習してって」もらう。

そんな距離感が最適だと思います。

初心者の方へは簡単なアドバイスなどもできますので、あとは繰り返しの個人練習。

ちなみにスガイ打楽器には打楽器しかありませんが、ギターがひとつあります(最近ウクレレが追加されました)。

私自身は興味がないので触ることもありませんが、ギターと打楽器の組み合わせは言わば「ラーメンと餃子」みたいなもので定番ですね。

ギターの出来る友人と来て「ひと遊びしていく」。なかなかオツな時間かもしれません。


楽器の上達には個人練習が欠かせませんが、肩ひじ張らずに楽しむレベルからでも始めてみるのも一つの方法。

「本格的に打楽器を始める第一歩の踏み台として」

そんな感じでいい具合にスガイ工房を利用していただければ何よりです。

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