金属製スリットドラム《プロパノータとは》

~ 廃棄からの再生 ~

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《金属製のスリットドラムとは、主に円盤状のボディ表面に音の出る切込み(スリット)を入れた打楽器です。

スリットドラム、またはその切込みの形状が「舌」に似ていることから「タング、トングドラム」とも呼ばれます。

切り込みの長さによって音階が変わるため、木琴や鉄琴のようにメロディを奏でることも可能です。

一台で音楽の3要素である「リズム」「メロディ」「ハーモニー」を楽しむことが出来ます。

その最大の魅力は、美しい響きと誰でも直感的に演奏できる点にあります。

リサイクルからアップサイクルへ

名前の由来は廃棄処分待ちとなった「プロパンガスボンベ」を解体~再加工することで、楽器としての「新たな生命」を吹き込んだことにあります。

プロパンガスの「プロパ」と、スペイン語で「音」を表す「ノータ」を組み合わせた造語です。

製作開始から15年以上の年月を経て、金属製のスリットドラムという新しい楽器の中でも、特に独自の進化を遂げた存在となっています。

現在はガスボンベ製造会社様からの応援もあり、すべて新品の金属素材を仕入れ製作しています。

「リサイクル楽器」とよく言われますが、正確には元の形からまったく新しい価値を生み出す「アップサイクル」というものになります。

繊細で美しい響きと見た目を実現し、楽器としての品質向上に努めています。

幻想的な響き、響き合う楽しさ

プロパノータの音色からは「水の中で響くようなもの」、「やわらかく幻想的なもの」、ふわふわと「音が揺らいだような」もの、「暖かい木漏れ日」、というイメージが浮かびます。

どの個性の音も、ひとつの音が広がり、空間全体を包み込むような感覚を味わえます。

その音色のお陰でどのように鳴らしても心地よいハーモニーが生まれます。

そのため、音楽経験がない人でも簡単に演奏を楽しめるのが特徴です。

癒しだけではない、新しい表現の可能性

スガイ打楽器の目標は、「楽器をもっと自由に、もっとユニークに」。

プロパノータは、単なるヒーリング楽器ではありません。その豊かな響きを活かして、パーカッションアンサンブルや即興演奏、電子音楽との融合など、さまざまな音楽シーンで活躍できます。

私自身、多くの打楽器を演奏し、それぞれの奏法やリズムを融合させることで、新たな可能性を見出してきました。プロパノータもまた、ジャンルや奏法に縛られず、奏者の創造力次第で無限の表現が生まれる楽器です。

製作において大切にしている3つのこと

◎ユニークであること:他にはない独自の音色とデザイン。

◎インテリアとしても美しいこと:部屋に置いても映え、飾るだけでもじゅうぶんな存在感。

◎共鳴する楽器であること:音だけでなく、演奏する人同士が共鳴できる楽器に。

《 各モデルの詳細 》

製品コード 特徴 価格(税込み) 直径 高さ 重さ
Ps 手のひらサイズ ¥9,900 13cm 7cm 0,6kg
P6 琉球音階 ¥19,800 22cm 12cm 1,6kg
PW 両面音階 ¥3,3000
P12 2重音板 ¥46,200 25cm 18cm 2,8kg
P15 ¥57,200

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