セットに組み込むための小さな改造例
カバサはシンプルな構造ながら独特のグルーヴを生む楽器ですが、
ドラムセットやパーカッションセットに組み込むとなると少し扱いにくい面があります。
通常カバサは手で持って演奏する前提で作られているため、
セット内で使う場合には両手がふさがってしまうからです。
そこで今回は、カバサをスタンド固定式にしてみました。
片手でも扱えるようになるため、セットの中での使い方が少し広がります。
カバサをセットに入れるときの難しさ
カバサ自体はとても面白い楽器ですが、
セットの中で使おうとすると次のような点が気になります。
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両手を使うため、連続性や一瞬性が途切れる
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スタンド固定を前提としていない
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セットの中で位置が安定しにくい
そのためドラムセットやパーカッションセットの中では
意外と出番が少なくなりがちな楽器でもあります。
スタンド固定という方法
そこでカバサの持ち手部分を利用して、
スタンドに固定できるようにしてみました。
回転をスムーズにするためにベアリングを仕込んでいます。
こうすることで
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セットの中に配置できる
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片手でも演奏できる
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他の楽器と組み合わせやすくなる
といった変化が生まれます。
持って演奏する楽器をセットの中の音源として置いてみる
という発想です。
プロトタイプとして
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小さな改造が演奏の幅を変える
スタンドに固定してみると、
カバサは意外と扱いやすい楽器になります。
例えば
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ドラムセットの横に配置する
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小型パーカッションセットに組み込む
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片手でグルーヴを加える
といった使い方が可能になります。
カバサ自体は地味な楽器ですが、
こうした小さな工夫によって
演奏の中での役割が変わることもあります。
動画では万力に固定していますが、スタンドへの固定は「角パイプを使ったパーカッションバー」を想定しています。
また、土台が付属しますのでスタンド固定ではなく「床置き」でも使用可能です。
改良後でも本来の「手に持って使う」ものへ戻すこともできますが「楽々ワンタッチ」というほどではなく、ちょっと面倒だと思います。
小型打楽器の改良という考え方
Sugai Percussionでは、
こうした既存の打楽器の改良や調整も行っています。
小型打楽器はシンプルな構造のものが多いですが、
ほんの少しの工夫で演奏の使い勝手が大きく変わることもあります。
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セットに組み込みやすくする
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演奏しやすくする
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音の反応を調整する
奏者にしてみれば楽器は重要な道具のひとつ。
理想を目指して道具も改良してみましょ。
スガイ打楽器はそのお手伝いが出来るかもしれません。
まとめ
カバサは持って演奏する楽器ですが、
スタンド固定にすることでセットの中で使いやすい楽器になります。
大きな改造ではありませんが、
こうした小さな工夫が演奏の幅を広げることもあります。
スガイ打楽器では
タングドラムだけでなく、
こうした既存打楽器の改良や調整についても対応しています。
興味のある方はお気軽にご相談ください。