「メロディか、雰囲気か」

タングドラムの使い方としては、主に

「楽譜に倣って曲を演奏するか」

または、そのときの気分によって

「感覚的に演奏するか」

大きくは、この2つに分かれるかと思います。

もちろん、最初からどちらか一方にはっきり決める必要はありません。

ただ、自分はどちらの使い方により惹かれているのか。その程度は、ぼんやりとでもイメージしておいた方が良いでしょう。

 

メロディーを優先するのであれば、最も重要になるのは音の数です。そもそも音数が足りなければ、弾きたい曲も弾けません。

一方で、メロディーではなく、そのときの気分で鳴らしたいという人には、たくさんの音数が必ずしも必要とは限りません。

「感覚派」の人でも、

「でも、音数が多ければいろいろできそうじゃん」

と思うかもしれません。

確かに、物理的には音数が多ければ曲の演奏もできますし、さまざまな音にも対応できるでしょう。

ただ、そこには意外な落とし穴もあると思っています。
その点については、改めて別の記事で触れてみます(この点は最重要かも)。

 

何はともあれ、せっかくタングドラムに興味を持っていただいたのですから、その気持ちを無駄にせず、長く音を楽しんでいただき、さらにさらにその先の音世界へとつながってほしいと思っています。

 

この楽器は、決して「万能性」の高い楽器ではありません。

 

巷では「初心者でも簡単」などというセールストークが並びますし、以前の私もそのようにアピールしていたことがあります。

もちろん、その宣伝文句がすべて間違いだとは思いません。叩けば音は鳴りますし、楽器経験がなくても始めやすい。その意味では、確かに簡単です。

しかし、それだけをもって「誰でも簡単に楽しめる楽器」と言い切ってしまうのは、少し違うと思っています。

 

音を出すことが簡単なのと、自分が思い描いたように演奏できることは同じではありません。
また、どのようなシーンでも使えるという楽器でもありません。

 

だからこそ、購入後に「思っていたものと違った」とならないためにも、まずはあなたがどのような使い方や演奏シーンをイメージしているのか。

 

ボンヤリとでも思い描いているイメージがあなたがこの楽器に惹かれる大きな理由だと思います。

それに近い楽器を選ぶことが出来れば良いですね。