徳島のカタ〇〇さまへ

 

一昨日、東京、中野にある沖縄料理屋さん「あしびなー」さんにプロパノータ沖縄音階を持ってお邪魔してきました。

まず事の運びとしては、プロパノータの沖縄音階(P6)を2台ご購入してくださったナカムラさんが、そのうちの1台を親交のある「あしびなー」さんへ持ち込んでくれ、「ご主人が気に入ってくれてるよ~、一緒に行こうヨ!」、とお誘いしてくれたのでまずはお店に行く予定がありました。

 

その後、先週のおんな酒場放浪記を見たという徳島の女性からお電話があり

「バンドで沖縄音楽やっていてプロパノータがすごく欲しいのですが、どれがいいのか???」

そんな内容でしたので先の沖縄料理屋さんのことを伝え、「では僕がご主人にお話伺ってきます」ということになっていたのです。

 

まずは結論として。

三線とプロパノータ「P6 沖縄音階」との相性ですが、「相性抜群!!!」とまでは言い切れないというのが率直な印象でした。。

 

ご主人が弾く三線に合わせて、プロパノータの音を合わせてみました。

プロパノータはキーが「C」(ドミファソシ)と「G」(ソシドレファ#)の2台。

沖縄感があふれる「チャンカ・チャンカ・チャンカ・チャンカ」っていう三線の響きにプロパンの音を探りながら入れていきました。

キーはCでもGでもだいたい3音ぐらいは特に問題なく使えそう。

ただこの時点でチューニングがぴったり合っていたかは不明です。

三線も主にどんな音を使っていたのかは確認していません。すいません。。

プロパノータは西洋音階の高さに合わせてありますが、三線はどうなんでしょう?

もちろん三線も西洋音階に当てはまるでしょうが、弦楽器は人の声や笛の高さに合わせるなどの細かな調整ができますからね。

音階としてはドレミファソラシドと言えても、意図的に「低く」あるいは「高く」している場合も多いと聞きます。

その時点でプロパノータの周波数ド(261ヘルツ)ミ(331)・・・と一致していたかはわかりません。

三線はアタック音が強く余韻がさほどにはないので、その点で余韻の長いプロパノータとは音が混ざり合っている時間が短いと思いました。

余韻の重なり具合が心地よさに大きく影響していますからね。

 

例えば最近始めたインドの弦楽器シタールとの演奏では、互いの長い余韻がとてもよく絡み合い、その結果、相手の音をさほど気にせずともとても心地よいサウンドになります。

また、ギターでもよく響き合うので気持ちがいいです。

 

 

他の楽器と合わせたとき、音がちゃんと合っていれば気持ちよく共鳴している感覚がすぐに感じられますが、三線ではそこまでの共鳴感は得られませんでした。

ですので「多少音がずれているのかも」と思ったのですが、僕も自分に音感があるとは思っていませんし、ズレているのか合っているのか確信は持てません。

初対面でいきなり「試しにチューニング調整して」なんてことが言えるほどの自信家でもありませんので。。

もしピッタンコ合わせてみたらどうか?

その点は興味があります。

ご主人のヨシハルさんは「沖縄の歌を知っていないと難しいかな・・」と仰っておりましたが、それは僕も同意します。

 

「チャンカ・チャンカ・・・」に合わせて僕もそんな感じで叩いてみましたが、そういう使い方では響きが邪魔をするので水泳帽や付箋ミュートの方がリズム的な使用としてはいいですね。

水泳帽のミュートだと響きがかなり抑えられますので、中にタオルなどをぶち込むことで、適度な響き具合に調節した方がいいかもしれません。

もしくはプロパノータには底面が直接床に触れないように「足ゴム」がついていますが、それを外して直接床に置く(床でなくとも硬いものの上)ことで響きをカットすることもできます。

足ゴムはネジで止まっていますが、そんなこともあろうかと手で回せば外れます。

足ゴムを外してもタオルなどを下に敷けば「響き復活」となるので本当は足ゴムはあってもなくても良いのですが・・・

 

音をカットして使う場合にはやたらと音を使わないで、せいぜい3音。

たまにもう1音をプラスする程度が良いと思います(もちろん曲の展開や音を把握している場合にはそれにあらず)。

僕みたいに音を把握せずに「ノリ」で音をたくさん使っちゃうのはイマイチでしょうね(音がいっぱいあるとついつい使いたくなるんですよね)。

ですがどの音が相性がいいのかを探るためにはすべての音を使ってみないとそれもつかめませんからね。

 

しかしミュート的な使い方だとプロパノータのとても美しい音色とそこからあふれる南国情緒が生きてこないので、それはもったいないですね。

やはり曲を楽譜的に理解したうえで、感覚で演奏するよりも「ちゃんと」演奏した方がいいと思いました。

三線と違う階層を演奏すればどちらの良さも引き出せるんじゃないかなぁ。。

それにはちょっとじっくりと練ってみる必要があると思います。

 

カタ〇〇さんと電話でカホンの話が出たような気がするのですが、もしカホンだったら本当に何も気にせずに十分セッションを楽しめたと思います。

そういった意味では音階がないというのは確かに楽でいいですね。

 

ヨシハルさんはその分野の重鎮ともいえるお方ですし、お店は営業中で他にもお客さんがおりましたので事細かに試すことははばかられましたが、カタ〇〇さんはバンドとしてご活動されているのですから、メンバーとあれこれ試すことが出来ればよい結果が出せると思います。

 

ところで「キー」に関してですが、ヨシハルさんは「C」がちょうどよいと仰っておりましたが、「女性ならGでもいいかもね」とも話しておりました。

僕もCよりはGの方がいいかなと思います。

カタ〇〇さんが推していた「A」ですと全体的にちょっと高くて「キラキラ」過ぎるかもしれません。

 

「P15」か「P6」ならば、バンドで使うとしたらおそらく「P6」の方が何かと良いでしょう。

「P15」は倍音が多く、それだけで静謐な独特の音世界を作り出せます。

小編成や単独での演奏に向いていると言ってもよいかと思います。

その反面、バンドのような編成の中ですとその繊細な倍音があまり生かせないかもしれません。

P6でしたらそれぞれの音の輪郭がよりはっきり出ています。ほかの楽器とも使いやすいと思います。

各種のミュート音効果を使い「打楽器的」に使うのもよいですね。

 

とは言え、やっぱりどっちも見てみないとわかりませんよね。。。

お電話で話したように、とりあえずお送りすることは可能ですのでお気軽にご相談ください。

また、「こんな感じの音の組み合わせで作って欲しい」などのご要望があればできる限りの範囲で対応させていただきますので、ご検討してみてください。

 

ひとまず先日お電話でお話したことのご報告でした。