マレットについて

15日の月曜日、以前お邪魔した横須賀市の養護学校へ納品に行ってまいりました。

通常は郵送ですので直接行く必要はないと言えばないのですが・・・

 

僕自身は健常者であり、長らく打楽器を愛好しているので「力を抜いて打つ」ということは自然にできていると思っています。

ですが今回ご注文をいただいた養護学校の子供たちの中には、上手に手を使うのが難しい子たちもおります。

そんな子たちでも簡単に良い音を出せないかと思い、違う形のマレットを用意してみたのです。

それを実際に先生方にもご覧いただき意見交換が出来ればと思い、今回もお邪魔するに至りました。 

持ち手をT字にしてマレットの棒部分をバネにしてあります。

持ち手部は塩ビパイプに、握った感触をよくするためのクッション材を巻いてあるだけです。

こうすることでガツッと握れますし、バネが上下に揺れますので打面に当たった瞬間に上に弾き返されます。

当たった瞬間に上に弾き返すことがうまくできなければ響きが止まってしまうので、それをバネの力で回避するのが狙いです。

力を抜いて手首だけでブランブランと出来ない場合、腕全体で動かしてもバネが揺れてくれるのでそのまま音板付近に持っていけば先端が当たってくれます。

そのように狙い通りに行けばよいのですが、こればかりは実際に子供たちに使ってもらうことでしかわかりませんので改良の余地は多いとにらんでいます。

バネがちょっと硬いかなぁと思いますが、あまり柔らかければブランブランが安定しない。。このあたりのさじ加減が難しそうです。

 

今回のカラーは以下の3色

 

プロパノータのマレット(バチ)はアルミのパイプにホームセンター(カインズ)で買ってきたゴム足をくっつけただけのものです。

初期のころはマレットもいろいろと試してみました。

毛糸を巻いたり、紙を巻いたり、スーパーボール、コルクだったりと、まぁいろいろですね。

マリンバ奏者に限らずですが、打楽器奏者の方は求められる音色に応じて多様なマレットやバチを使い分けていますよね。

 

しかし僕はそのあたりテキトーで、はっきり言えばバチに時間をかけたくないのです。

そもそもの工作の基本的発想が「ありものを利用する」ということも大きく関係しているかな。

もちろん今のマレットは過去の自作品や市販品に比べ、音も含めて総合的に勝っているので採用しています。

特大サイズにはスーパーボールマレット。

コレがええ。

スーパーボールマレットの難点は小さボールだと割れてしまうこと。

ですがこのサイズだと今のところ割れたためしはありません。

また、特大サイズは低音ベースを担うので小さいと音が鳴らない。

やっぱりこれぐらいのデカさが欲しいとこです。

でもこのデカさになると通常のプロパノータは鳴らない。。。

 

スーパーボールマレットの面白い点は、いわゆるグリッサンドという「こすって出す音」が出せること。

でもこのグリッサンド、特大では鳴らない(アルミだからかな??)。

いずれにしても一長一短ということか。