日時:1月29日(日曜日)
時間:13時~17時
場所:スガイ打楽器製作所 東京都葛飾区白鳥3-8-7 (京成線「お花茶屋駅」徒歩約10分)
料金:¥1,000
参加人数:5名(要予約) 03-6873-9593 / mail
月に一回の開催を目指して昨年夏より開始した「スリットドラム練習会」、間が空いてしまいましたが今月は開催いたします。
「スリットドラム練習会」ということですのでメーカーは問いませんが、スリットドラム(タングドラム)をお持ちの方が対象となります。
楽器はお荷物かもしれませんがご持参ください(いろいろなタイプが揃えばそれだけでも参考になりますからね)。
特に
・一人でメロディを奏でるのにちょっと飽きた
・スリットドラム仲間が欲しい
・メロディ以外の演奏もしたい
・打楽器にも興味がある
その様な方には打ってつけです。ぜひご参加ください。
昨今は中国製品で音の数が15音あるタイプなどをお持ちの方が増えていると思います。
YouTubeなどでも「~の曲を弾いてみた」のような動画やチャンネルも増え、それはスリットドラムのひとつの使用方法としてとても分かりやすいですよね。
しかしこの練習会ではそれほど「曲演奏」には重きを置いていません。
曲の演奏は一人でじっくりと取り組むのが一番適したやり方だと思いますので、「何人かでまとまってやる」のは難しいとの判断です。
「練習会」で重視していることは2つ。
ひとつは「ひとりではできないことをみんなの協力を得てやる」ということ。
もう一つは「打楽器的な使い方」そして「打楽器に親しむ」ということです。
「曲演奏に重きを置いていない」といっても、恐らく中国製のドラムをお持ちの方は何らかのレパートリーをお持ちだと思います。
ですので、その曲を演奏していただきながら他の参加者で音の肉付け(伴奏など)をしていきます。
伴奏する際、私は手さぐりで「何となく合う音」を探すことが多いのですが、その曲に応じたいわゆる「コード的な演奏方法のやりかた」などの考え方も共有できればと考えています。
伴奏に関しては「コード的な演奏方法」と「リズム的な演奏」に分けることが出来るでしょうね。
「リズム的な演奏」ではスリットドラムの音をミュートしたり、他の簡単な打楽器などを使うことにより、効果的にリズム感を養う練習なども取り入れます。
「コード的な演奏」としては、メロディと相性の良い音数音を繰り返す(たまに変える)ことが一番良いでしょうし、その音さえ見つけてしまえばとても簡単ですよね。
他の人と一緒に演奏すると同じ曲でも難易度が一気に上がりとても良い練習になります。
何度も繰り返すことで慣れていけば「もう一回やりたい、もう一回やりたい」そんな気持ちになること間違いありません。
このタイプの楽器に興味をお持ちの方の大半は「美しい音色に惹かれて興味を持った」のだと思います。
しかしそれだけでは楽器のある一部分を体感しているに過ぎないのでは・・・
「打楽器として強く、激しく打つ」というイメージはないと思いますが(もちろん私もそのようには使いません)、演奏方法としての範疇は打楽器です。
ひとりで「曲を演奏する」場合にはさほどリズム的な感覚は必要ないと思いますが、「即興的に自由に遊んだりする」場合にはやはり打楽器的な感覚で演奏する方が絶対に良いです。
むしろそれがないと全然面白く感じないと思います。
音楽の3要素である「メロディ、和音、リズム」、中でも「リズム」は理屈以上に体感するだけでも新しい扉が開くきっかけとなるかもしれません。
少なくとも現在は楽器入手が容易になったことから、「演奏してみた」系のユーチューブチャンネルが増えました。
私はほとんど見ることはありませんが、現状のままでは一時的な流行で終わってしまうのではないかとの危惧も少々あります。
いずれにしましても、スリットドラム(タングドラム)での演奏が、多少なりとも奥行きのあるものとして広がるよう盛り立てていければ良いですね。
「今日の一曲」
特にこれといった大きな理由はないのですが、このお方のお名前はとても長くて憶えられず、いつも静岡の友人DJ「カトレアン」に「あの人誰だっけ?」と聞いていたもんです。
でもこの御仁はとてもすごい方で、かの国では(確かパキスタン)人間国宝並みの方だったような。。。。
パキスタン(で正しければ)では、オメデタ儀式(カタカナで書くとオメデタ度が下がりますね)などで登場し場を大いに盛り上げるのだとか。
すべてがあやふやな記憶ですが「パァ~ッと派手に札束なんかをばら撒く」動画もあったかと。。。オメデタイですね!
数日前はお正月でしたからね。