直前となってしまいましたが、明日16日の23時30分から、BSよしもとの番組「ジュニア伺う」にてプロパノータをご紹介いただけます。
取材の日はジュニアさんが工房にお越しくださり、暑い中、工房製作スペースにて「インタビュー」という形でいろいろとご質問などを受けました。
番組の趣旨として、ジュニアさんには取材相手について「最低限の情報しか与えていない」ということで、正直なところジュニアさんも「なんや、この見たことない楽器は???」感があふれていたと思いますよ。
ちょっとどう反応していいか戸惑っていた模様だったのではないでしょうか。
お笑い芸人でもない我々一般衆に対して辛らつな言葉を吐くわけにもいかないしね。。。
番組の方向性は「お笑い」ではありませんし。。
その点、お兄様の千原せいじさんは容赦ありませんでしたよ。
以前静岡に居た時に、あるテレビ番組での千原せいじさんのワンコーナーの取材を受けたことがありました。
「なんで花火屋辞めたんやー!!!!!!」
「こんなモン、売れるわけないヤロッ!!!!!」
てなことをせいじさんに言われました、とお伝えしたら
「なんちゅぅ野蛮なやっちゃ」とジュニアさんは苦笑いしてました。
— スガイ打楽器製作所 (@propanota) August 15, 2022
その後2階に上がりいろいろな打楽器を触っているうちにジュニアさんのテンションもかなり上がってきたのがわかりました。
とくにプロパノータに付箋をはっ付けた「ピコピコサウンド」には
「これメッチャ楽しいやん!」
「Eテレで使えるやん!!!」
ま、打楽器ってお調子者には打ってつけの楽器だと思います。
誰でもスグに音は出せるし(良い音悪い音は別にして)、簡単に他の楽器とも混ざれるしね。
なんかやっぱり「セッション的」なことをした記憶がありますが、私も事細かく覚えていません。
前回「FMヨコハマさ」まから取材のお話をいただき、今回は「BSよしもと」さま。
どちらもプロパノータに関してはさほどその一番の持ち味(癒しの音色)を取り上げていただいたとは思いません。
と言うよりも「私自身がそれを特別視していない」という部分が大きいかと思っています。
「金属製のスリットドラム」「タングドラム」は演奏方法としては「打つ」ですから分類上は「打楽器」。
それらを製作販売している身としては、推し進めるべきはやはりプロパノータですが、本心は「打楽器やってみない?」です。
15音階の中国製品がアマゾンにてワンクリックで購入できる状態になり、このタイプの楽器も少しづつ認知度と演奏者が増えてきていると思います。
ただ大半は「何らかの曲演奏」。
それらを紹介する動画チャンネルが増えていますよね。
しかしその奏法のみでは楽器として半分程度のポテンシャルを使っているにすぎないと思っています。
もう半分はやはり「打楽器」としての感覚が重要ではないかと思います。
工房うには今まで多くの方が足をお運びくださり、プロパノータを鳴らしてくれました。
音自体は簡単に誰でも出すことが出来ます。
しかし演奏となると「冴えない演奏」の場合も多いです。
これは当たり前かもしれません。お客さんの割合的に言えば「楽器は初めて」という方が多いわけですからね。
「ただ音を出す」だけの段階ですからね。
仮に楽器を手に入れたとしても、そのまま音を出しているだけではなかなか次の段階に進めないかと思います。
そうすると結局あまり面白くなくなってきて、次第に「楽器は放置される」パターンに行きついてしまうかと。。。
それは悲しい・・・・
出来れば末永く続けて欲しいと常々願っています。
そんな時にちょっと打楽器に興味の範囲が広がれば別の展開へ繋がるのではないかな。
問題は仮に打楽器的な興味がわいてきても、では「具体的」に「ナニ」をすればよいかわからないことですよね。
そんな方には28日、スガイ打楽器製作所にて開催される「練習会」に参加してみるのがいいかもよ!
安直な答えで我ながら情けない。。。すいません。
スマホ、動画を有効利用することで上達への「ハード面」はどんどん整っていきますが、肝心なのは「ハード面」ではないとも思いますので、私も「コレをやればいい!」なんて明確なモノがあるのかどうか、なんともわかりません。
人それぞれ抱いているイメージも違うだろうしねぇ。。
いずれにせよ28日の練習会、現時点で3名様からの申し込み。
定員は5名ですのであと2名。
詳しくはこちら
今日の一曲
「んカカッんカカッんカカッんカカッ」ってプロパノータに付箋はっ付けてやったら気持ちよさそうね。
それにしてもフィンランドの夏はカラッとして過ごしやすいんだろうなぁ。。
それとも季節的に白夜だったりするのかな???