アマゾンで「中国製のスリットドラム」を買いました。中国製品、買いか否か?

「中国製のスリットドラム」がアマゾンにずらり。コレ買っても大丈夫?

 

いずれも非常に安価。

しかし「安くてもロクなもんでない」のならば決して購入はしたくないですよね。。

価格の差は何を意味しているのかも正直見えてこないと思います。

 

果たしてこれの「品質は如何に?」

と、いうことで試しに2種類を購入してみました(安いからね)。

 

僕の結論はどちらも〇。「オススメ」ですよ!

動画で「良い点」「悪い点」を説明していますので、気になる方は是非ご覧ください。

 

ちなみに買ってみたのはコレです(僕が買ったものよりさらに安くなっている)。

もう一つはコレ

どれを買ったか探すのに苦労しましたよ(全く思い入れもないし、どれも似たようなモンなので)。

 

まずは「良い点」と思われるところ。

そして「悪い点」

オマケとして「マレットについて」

 

プロパノータと比較をしていますが、本来この比較はナンセンスかもしれません。

「カレー」を例にすると、「辛いカレー」が好きな人や「スープカレー」が好きな人(ワシは普通にルーで作った家のカレーが一番スキ)のように、「カレー」という大枠の中でもそれぞれが違うものですよね。

 

同じことで「金属製スリットドラム」という枠の中には入りますが、それぞれは全く別物と考えてよいのではないでしょうか。

何を重視しているかはメーカー次第。視点によっては良いも悪いも変わりますからね。

(中国メーカーが重視していることは常に「安く大量にばらまき稼ぐ」であり、使用者のことはたいして考えてはいないでしょう)

それでも裾野が広がるという面においては有効でしょうが、逆に「ツマンナイ」となりそっぽを向かれるという可能性もはらんでいると思います。

もちろんのことですが、アフターサービスなんてものを期待してはいけません。

 

10年ほど前に「ハピドラム」というものが世界各地に流通しました(スガイ工房にも1台あります)。

この手のスリットドラムのスタート商品のようなものです。

当時は打楽器奏者や、音楽療法士の方などが求め、一時期「予約半年待ち」ということもありました。

しかし結果的に、それはその後の流れにおいて逆効果だったと思っています(もちろん私見ですよ)。

 

音が「面白くない」んですよね。。。

 

初めは「柔らかくてきれいな音」という意印象を大半の方が持つと思います。

実際に工房のハピドラムに対してもそのような印象を持つ方は多いです。しかし「飽きる」

ハピドラムは余分な「倍音成分」が出ないような処置が施されているので、綺麗な音でもとても「工業的」という印象です。

オマケに大きくて重い(当時は小さなサイスがなかったのです)。

 

まぁ、それはそれとして、中国製品であってもご自宅で楽しむ分には全く問題ないと思います。

どちらに関しても「音が狂いそう」という事を挙げていますが、これは僕が製作してきた経験上のことで、あくまでも「そんな気がする」というものです。

 

「音が狂いそう」という点に関しての根拠も動画で述べていますが、動画をご覧にならない方への補足として。

 

そもそも「材質が金属であるからチューニングは狂わない」と思われていたらそれは間違いです。

「狂う可能性」じゅうぶんにあります。

そして、私が購入した2つの中国製品は「音板部分がペラッペラ」。

スリットドラムは音板の根元に負荷がかかります。

先端を打つことで振動が発せしますが、その振動は根元部分が支えています。

どちらの製品も音板を軽く押すだけで、ぺコンペコンと沈みます。

要するに根元部分の「剛性」が弱いのでしょう。

そういった理由から、どの程度の使用でそうなるのかはわかりませんが「音が狂う」可能性は高いとみています。

 

以前、あるイベントで中国でスリットドラムを作っている会社の社長さんとお会いする機会がありましtた。

その時に小さなものをひとつプレゼントでもらったのですが、あっという間に音が狂いました(これは事実です)。

これは手のひらサイズのモノで、音板の根元部分がキュウゥって細く絞られていて弱々しかったため、すぐに狂ったのですね。

 

もうひとつ。

「悪い点」の動画の中で最後にお話していますが、人様の前で何らかのパフォーマンスをお考えの方にはどうかと思います。。。

理由はひとつ。「安っぽい」からです。

この点は「楽器の演奏者」というよりも、「倍音」や「音が持つ力」を重視するヒーリング系の方々に当てはまることが多いかな。

 

一例として西アフリカの「ジャンベ」という打楽器を挙げます。

僕は4台持っていますが、一番気に入っているのはヤフオクで買ったジャンク品(インドネシア製)。

当時皮が破れていましたので、口径がピッタリの「ドラムヘッド」に張り替えました。

サイズも手ごろだし、ジャンベでは当たり前の「ヤギ皮」と違い、雨にぬれても問題ありませんし。

ま、しかしジャンベの奏者や愛好者で価格の安い東南アジア製をメインに使っている人は見たことがありません。

それを一度愛好者の前で見せたことがありますが「チープだねぇ。。。」と馬鹿にされました。

最初の取っ掛かりとしては東南アジア製を選択することもあるかもしれませんが、熱中度が上がればたいていアフリカ産を新たに手に入れるようです。

 

「東南アジア製の音が劣る」

という事が理由ではないと思います。

 

つまり楽器は音はもちろんですが、それ以外の「付加価値」で選ばれることが大半だからではないでしょうかね。

それにステージに立つことを考慮すると、それなりモノのほうがやはり「映える」ということも大きいと思います。

ちなみにクラッシック系出身の方は、プロでもアフリカ産などではなく打楽器メーカー製のチューナブルタイプを使う方が多いという印象です(これは曲の求める音程感に対応する必要性が高いからでしょう)。

みんなそれぞれ打楽器店でお気に入りを見つけてくるのかな。

 

しかしヒーリング系の方は「音に対する思い入れ」は強くても、「楽器を探す」という点においてはそれほど長けているかは疑問です。

その手のお店に行けば「クリスタルボウル」や「お鈴」などが並んでいるかもしれませんが、「スリットドラム」はなかなかないのが現状です。

ネットで探すにも一応は打楽器ですので、どのようなワードで探せばよいか?

ヒーラーの方は打楽器奏者ではないですからね、打楽器関連の単語を知らなくても当然のことだと思います。

はたまた同じスリットドラムでもメーカーごとに独自の名前が付いているので、ズラズラズラ~っと検索に出てくるわけでもない。。

結果的にアマゾンなどに行きつけば、そりゃぁ安いもの買いたくなっちゃいますよね。

それ自体は何の問題もありませんが、やはりそれなりの「道具」を使った方が説得力があるでしょう。

 

ちなみに僕は工房に来られたお客さんには中国製品もちゃんとご紹介するようにしています。

「買ったはいいけど使われない」という事になれば僕としても悲しいですからね。

そんな可能性がある人もいるでしょうから、選択肢としての「安物」の存在も示しているだけです。

 

今日も女性のお客さんが見に来られましたが、中国製品はあっさりと素通りされました(でも中国製のハンドパンには食いついていたけどね)。

 

純粋に音の威力で比べたらプロパノータの方が断然勝っていると思います。

ま、しかしそれは個人の好みの問題ですのでね、決して製品の良し悪しと言い切ることはできません。

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