「カリンバも侮れない!」というお話です。
1年ほど前から少しづづ取り組んできたカリンバ。
カリンバは「親指ピアノ」として世界各地に愛好家のいる楽器だと思います。
そのサイズ感と音量が小さなことから「楽器」としてステージなどで演奏するよりは自宅などで「個人的に音を楽しむ」人が多いかもしれません。
カリンバは「街の雑貨屋さん」なんかでも置いてることが多いので、ちょっと手にして「ポロン、ポロン」と音を出したことがある人もいると思います。
優しい音色が特徴の楽器ですね。
「そんなんでは、ツマラネェーーーッ!!!!」
ってことでちょっと面白いカリンバとなりました。
「雑」でしょう!
でも「コ・レ・デ・イ・イ・ノ」だよ。
カリンバは通常「木の箱」がボディとなっていますが、僕としてはそれでは面白くないので「金属」で作ることが前提条件でした。
色々と試しましたし、金属を使う上で実現したい効果もありました。
しかしその効果を出すのはサイズ的に難しいらしく(小さすぎる)、持ち運びに支障が出るサイズは僕としてもイヤなので、結果としてその効果は見送りました.。
その部分にこだわっていたらいまだに完成していません。
それでも十分に面白いです(でもこれはある程度マニアックな人に限られそうじゃが・・・)
肝心の音はこのブログでもちょくちょく登場する和太鼓奏者のシンさんにご協力願いますので、また今度ですね。
ちょっとシンさんの特徴を活かした宣伝動画を作りたいと思ってます。
カリンバに関してはもう一つあります。
こっちは普通です。
これらもボデイは金属製。
カラフルな仕上げの「ポップ感」と「プロダクト感」がテーマ。
サイズも手のひらに無理なく収まり手ごろ感があります。
カリンバは日本でも手作りして販売している人が結構おります。
僕が出店したりするクラフトマン達のイベントでもたまに見かけますからね。
大別すると「素朴な感じ」か「音がたくさんあるタイプ」かの2つに分かれると思います。
例によって僕は「しっかり曲を弾きましょう!」というタイプでもないので音の数は少ないです。
その分、他にはない魅力を込められたらといつも思っています。
その点を魅力的と感じていただけるかどうかは、正直なところ分かりません。。。
しかし、自分で魅力を感じられないものは作れないので「良い」と信じてやるしかありませんね。
ついでながら、プロパノータのチビバージョンも(直径約12センチ)。
こちらを作るに至った経緯はこちら。
(このブログの後、けしかけた張本人を工房に呼びつけました)
けしかけられてから半年以上時間がたっていたためか、当の本人は
「ふ~~~ん」って感じ。。。
「サクライタクッ!コノヤローーー」と叫びたくなったかと言えばそんなこともないっすよ。
これはこれで良いかもネ。
しかしポップなカリンバにしてもきのこモチーフのプロパノータにしても9月に出店した「癒しフェア」では全く振るいませんでした。。。
(癒しフェアでは普通のものが売れたので良いですが)。
理由は以下の2つ。
通常サイズのプロパノータが近くにあると「やっぱり大きい方が欲しい」となる。
それと「シンプルな色のモノが欲しい」との2点。
「サクライタクーッ、キノコ女子なんていねぇじゃねーかっ!!!!!」
カリンバは何だか目立たなかったみたい・・・