以前、ブログで「インスタコード」という楽器のことを書きました。
今回はその製作者にお会いした話しと、実際に「インスタコード」に触れてみた感想です。
お会いできたのは単に偶然。
共通の友人(クマさん)がいたというだけです。
クマさんと茶を飲んでいるときにインスタコードの話が出て、そのクマさんが「近くに住んでいるから呼んでみよっか」と、製作者である永田さんを呼びつけてくれたのでした。
ビックリだよねぇぇぇぇ。
クマさんが友人という事もそうですが、永田さんがそんなところに住んでいたというのもまたビックリです。
永田さんは各メディアなどにも登場していますし、今後はさらに有名になる可能性が高いと思いますが、あくまでも一個人としてお会いしてたので細かな情報などは伏せます。
当然製作にわたる秘話的なお話もうかがえましたが、そちらも秘密。
実際にインスタコードを触らせてもらえましたが、やっぱり凄くオモシロイ!
インスタコード用のソングブックもあり、実際に演奏にチャレンジしてみました。
「誰でも練習なし、1分で弾けます」というキャッチコピー通り、すぐに演奏できました。
ちなみにワシが弾いた曲はAKBの「恋するフォーチュンクッキー」。
この歌好きなんです。。。
んが、好きとは言え「サビ」の部分しかよく知らないので、それ以外の部分ではややまごつきました。
楽しいです。おまけに気持ち良いです。
楽器を練習してマスターするなんてアホらしく思えます。
前回のブログでは、楽器奏者は単に音だけではなく「五感で感じる感覚も重要だ」などとのたまいましたが、それは永田さんも重々承知の事。
インスタコードの音は128種類(?)の電子的に再現されている音源だそうですが、「弦をはじいた感じ」や「ピアノの打弦」などの感触再現にもおおいに工夫がなされています。
「弦をはじいた感覚」は本当にそれに近いものではないかと思いました。
ワシもね、ギターはやらないけれど弦をはじいたことぐらいはあるからね。
プロパノータと合わせて適当にやってもみました。
これは正直、ちょっと音の溶け合いがズレていると感じました。。。
インスタコードは電子的にチューニングされているのですから、これはプロパノータのチューニング精度の問題ですね。
実際に、プロパノータは若干高めに調整していますし、いわゆる「ピッチ」というものもあります。
「440ヘルツ」という国際的な基準を採用しているか。
または最近多いとされている「442ヘルツ」で調整しているか。
それにより微妙なズレが発生するでしょう。
生楽器ではだいたいのチューニングでも特に違和感を感じることはあまりなかったのですが、こうした電子楽器ですとその差がわかるものなのかもしれません。
または、今まではコード、つまり何音かの和音に合わせるというよりも、ドレミファ~のどれかの単音でやることが多かったという事もあるかもしれません。
ま、それはそれとしてワシはどうしても打楽器的になってしまいます。
インスタコードも打楽器として使うと、これがことのほかオモロイ!
今の自分がまさに「欲しい」、「プロパノータとこんな感じで音で合わせたい」と常々思っている音がピッタンコ出せるのです。
当然ほかの楽器でもその音は出せるでしょうし、演奏のパートナーになりうると思いますが、ソレがあんなに簡単に、とくに機械をいじくることなく出せるなんて。。
この打楽器奏法はワシだけの感想ではなく、その場にいたクマさんはもちろん、製作者の永田さんも認めざるを得ませんでした。
ウ~ン、欲しい。。。早く欲しい。金のあるうちに買ってしまいたい。
正式販売は来年の7月。。それまで長いなぁ。。
もちろんプロパノータと合わせたその奏法は「癒し」ではあらず。
なんて言うんだろう?まぁ、グルーヴ感のある電子的なサウンドです。
クマさん曰く「フェスっぽい」。クマさん、いいこと言うねぇ!
ついでに製作者の永田さんはミュージシャンとしても活動をされているので、ある程度楽器はできると思っていたのですが、さにあらず。。
永田さんがプロパノータをもてあそんでいたところ、クマさんよりひと言。
「永田さんは楽器が出来ない!という事がわかった」(笑)。クマさん辛辣。
ところで画像は全く関係ありませんが、ご注文をいただき製作中のもの。
静岡の70代女性より。
ドレミファソラシドの8音階。
音の配列は脳トレのためにも「ピアノ配列」ではなくアッチコッチになるタイプ。
仕上げは水色。