ゴートゥキャンペーン初日(?)になるのかな?
今日はお客さんが遊びに来てくれました。まぁ割と近隣の方かな。
ご夫婦で来られ、奥さんがプロパンユーザーですが旦那さんは正直なところ楽器にさしたる興味はあらず。。
「最近ブログちゃんと書いてるじゃないですか」と言ってくださいましたが、今はブログよりもショッピング機能を優先させないとイカンのですがねぇ。
ひと通りの近況などを話したり、色々楽器をもてあそびながらちょっとした上達のコツなどについてお話をしたりと、楽しい時間を過ごしました。
僕が打楽器を始めたころ、漠然と「こんな風になりたい」と思っていたことは「両手で別々のリズムが叩けるようになりたい」ということでした。打楽器やる人はたいていそのように思いますよね。
初めて自分の意志で楽器に取り組んでから約20年前後過ぎましたが、今でも一番の「なりたい像」は変わっていません。
実際、そのように叩くことも出来るようになり(もちろん出来ない部分もまだまだたくさんあります)、面白さも倍増しています。
この点は、難解なことも少々出来るようになりましたが、それ以上にすごく単純なことをやっていても十分に楽しい、つまりリズムを奏でること自体に喜びを感じるということです。
でもこれはここ最近になって「やっとそうなれた」という話ではなく、だいぶ昔からのその状態が今でも続いているだけです。
もちろん両手で別々のリズムやると「ひとり合奏」みたいで楽しさ倍増は間違いありません。
ちょっと話がそれましたが、プロパノータを購入される方の大半は楽器未経験者です。
加えて購入の理由は「音に惹かれて」との理由がおそらくダントツです。
僕自身がお勧めしている「打楽器的」「リズム的」な遊び方に喰らいついてくれる人はごくわずかでしょうね。
楽器の音が持つ世界観からすれば、多くの方が感じるように「癒し」「ヒーリング」に焦点が合う方が自然だと思います(こんなワシでもそう思う)。。
ソレはそ~なんだろうけど~~~~~
出来れば僕は多くの人に打楽器の面白さにも着目していただきたい!
右手左手で別々のリズムを生み出せ「ひとり合奏」の楽しさも感じてもらいたい!
ついでにそのまま「打楽器地獄にずっぽりハマっちまえ!!」と切に思っています。
と、そんなお話をしながら両手の使い分けのコツなんかをレクチャーさせていただいたりしました。
ご本人も「出来ることならそうなりたいものですわ」と、のたまっておりましたしね。
でもやっぱり、いきなりというのは難しいかもね。
難しいというのは、その動き(いわゆるパターン)が難しいのではなく、そのパターンなりを「咀嚼&解釈」する部分がまだ未発達、もしくは「リズムを奏でる」こと自体への欲望がまだ成熟していないのかもしれません。
エラソーな物言いで恐縮ですが、物事にはやはりステップアップの段階と言うものがありますし、そもそもその人なりの向き合い方があるので決して「押しつけ」はいけませんよね。
理想的にはあるパターンをやっていれば自然と次の段階に入り、楽しみながら気が付けばこんなことが出来るようになっていました。
そんな展開を提示できれば一番いいと思いますが、僕自身が系統立てて一歩一歩段階を歩んできたわけではありません。
もしかするとかなり自己流のやり方で続けていて、実は簡単なものを難しく捉え遠回りをしている可能性だって十分ありますからね。
良くも悪くも自己流とはそんな部分もあるでしょう。
そんな話をしながら、僕が「推している」プロパノータの魅力と世間様が望んでいるモノとは結構なズレがあるよね、という話題になりました。
そう、そう、そう、そう、そう、そうなんです。まさしくズレていると思います。
やっぱりねぇ、繰り返しますが世間様は「癒し」方面をお望みだと思います。
おそらく何度も似たようなことをブログで書きましたが、プロパノータを始めこの手の「金属製スリットドラム」の世界は「癒される音」に満ちていると思います。
決して、「スイミングキャップを被せたり」「付箋でピコピコ」ではないのでしょう。。。。
確かにこんなことをやってるのはスリットドラム業界ではワシぐらいなもんかも。
ちなみに最近、より優れたミュート素材を発見しましたよ!(スイミングキャップよりも効きます!)。
コレはお勧め度、非常に高いです。
付属品にしちゃうかどうかが悩むところです。
それはさておき、そのちゃんねぇ(姉ちゃん=プロパンユーザーの奥さんね)が言うには、
「今日のような雨の日にちょっと幻想的な自然の中で、ゆ~ったりとプロパノータの音を響かせて(もちろん服装にも気を使ってネ)、そんな動画をアタシは見たいの」
「夜は小さな焚火の横で、淡々と演奏をしている。そんな動画が見たいの」
ネエチャンは日課ではないにせよ、お休み前のひと時に5分ほどプロパノータを鳴らして寝たりするんだってサ。
そうするとすごく気持ちが安らぐんだってサ。
幻想的で焚火かぁ・・・・・・・・・・
「霧の摩周湖」にでも行ってこいって言うのかい。都知事がお出かけやめてねって言ってるこのご時世に。。
ゴートゥの恩恵受けられないじゃん。
だいたい世の中、直火禁止であふれてるやんか。
もちろん私だって考えてますよ。昨今流行りの「ASMR」的な動画でも撮ってみるかと思い、やってもみました。
しかし抑え気味にしながらも結果的には「ノッちゃって」違う方向になってしまいました(ニコニコプロパンをエアパッキンでくるんだ動画)。
「だからノラなくていいのっ!!!」とやさ~しく諭されました。
いや、もちろんボクもね当初はライトの光で浮かびあげ、「淡々」とノーリズムで30分くらいやるつもりだったんですよ。。。
2台ではなく1台だけのものも撮りましたし(もっともニコニコをチョイスしてる時点で違うと思うんだけど)。
僕は一応不本意ながらもその「ズレ」は認識しています。
ただ「モノをツクル」ことと「モノをウル」という行為の方向性は相いれない部分があると考えています。
つまり「モノをツクル」には人と違う視点がなければその他大勢に埋もれてしまう。
半面「モノをウル」には人と同じ視点がないと共感してもらえない。。
イメージと実像のズレは由々しき問題だと承知はしているものの、やはり自分は「ツクル」ことばかりにエネルギーを注いでしまいます。
これはなかなかの大問題ですよね。
仕方がないので、取り合えず難しい問題の結論は先送り。
ところで、旦那さん交えてそんな話をしながらプロパン奏でると、旦那さんしょっちゅう「寝落ち」してました。。。ス~ッと眠気が誘引されるみたい。
やっぱり、プロパンは「癒し」ですかね。
そんな楽器に興味のない旦那さんですが、スガイ打楽器製「カリンバ」は気に入った模様です(と言っても特別なカリンバではないのでカリンバ自体が気に入ったのでしょうね)。
カリンバはいずれまた。
でもね、最後にちょっと前にブログでもご紹介した試作プロパン。
最近これの面白い音にハマっていて、それを帰り際に見せたら
「やっぱりスガイさんはこの路線でイイッ!!!」
ってありがたくお墨付きをいただきました。
結論!
この路線で行きます!(でも売れないと困るので往生際が悪かろうが普通ももちろんヤルあるよ)。