工房のすぐ近くに葛飾区の福祉会館がありますが、先日そちらの20周年記念の行事でプロパノータをちょっとご披露させていただきました。
といっても、プロパノータはオマケ。
以前プロパノータをご購入くださり、その他ギターの弾き語りや、ディジュリドゥなどを演奏するウメハラさんが福祉会館でボイストレーニングをされていて「記念行事で演奏するけど一緒にどうじゃ?」とお誘いくださり、ホイホイ乗っかったのです。
演目はディジュリドゥとプロパンでの即興2曲、ウメハラさんのオリジナル曲と山口百恵の秋桜。
ディジュとの即興は6音階のP6を使いました。
P6は通常沖縄音階で作りますが、今回持って行ったのは特に音階になっていないタイプ。
コレを選んだ特別なわけはありません。パッと目についたから程度・・・・
ディジュにはちゃんとキーがありますが、まぁそれは特に気にせずにやろうかと思いましてね。
結果的には何の違和感もなく、かなり良い感じで楽しめました。
やっぱり音階を気にせずに遠慮なく出来るのは気持ちがいいです。
ウメハラさんのオリジナルと百恵ちゃんの秋桜にはちゃんと音階のあるものを使いました。
伴奏的に適宜音を入れるだけですのでカンタンですね。
特に秋桜は半音階の「P10」の音がぴったりハマリ「こりゃ便利だ」と自分でも驚きました(原曲はどうかわかりません。キー次第でしょうね)。
歌モノの時は内蔵のピックアップマイクで音量を上げました。
アンプは僕が持っている安物のベースアンプ。500円程度でブックオフで買ったもの。
コレを演奏で使うことはほとんど想定してません。たんに内臓マイクがちゃんと生きているかのチェック用アンプですでね。
接触の問題か、そもそもボロだからか、たまにガリ音が入ることがあります。
あとは打撃音を拾うピックアップですのでアタック音がちょっと気になりますね。優しい曲調の歌に合わせるワケですし。
ピックアップの本領はエレキギターのようにエフェクターを使っての演奏ではないかと思います。
プロパノータの特徴はその響きですし、それを活かすなら内臓マイクを使うよりもボーカルマイクでボリュームアップを図るほうが良いでしょうね。
まぁワシは持ってないからしょうがない。
それでも個人的には一番いいのはやはり生音ですね。。
ディジュの時には生音で行きました。なぜならマイク内蔵してないから(6音階タイプはマイクはオプションですので)。
ディジュはマイクで音を拾ってますので音量の差がかなりあったのかなぁ???
演奏している際にはプロパンの音も鳴り響いているようだったし、ほぼ気にならなかったけど。
以前静岡では何度も福祉関係の施設から声を掛けていただいたりもして、その際には利用者さんにも楽器を触ってもらう時間も組み込まれていましたが、今回は楽器に触れてもらうまでの時間はありませんでした。ちぃっとそれはザンネン。
そんな中でも「ありがとう」ということで花束までご用意してくださいました。ありがとうございます!
こんなワレワレがお花もらってえぇのかしら。。。。とウメハラさんとしきりに恐縮しっぱなしでしたよ。
しかしウチにはプロパノータがいくつもあるので問題ありませんが、もしひとつだけで臨むとしたらどれを選ぶか???
現実的な問題ですね。
その場合はやっぱり10音タイプかな。いわゆる「P10」「PG10」です。
メロディラインをしっかりと演奏するわけではないし、高低の音がそろっているし音階問題はマグネットで解消できるし。
僕は立場上から「楽器」としてご紹介するために、最もわかりやすい「ドレミファソラシド」タイプを持ち込みますが、伴奏でしたらそんなに音は必要ないと思いますよ。