葛飾区はエチオピア人が数多く住む地区だそうです。
今まで全く知りませんでしたが、葛飾の数少ない友人が教えてくれ、ついでに今日(16日)近所でエチオピア人のパーティーがあるから来ないかと誘われ、ちょっと覗いてきました。
地区の公民館のようなところで開かれていて、エチオピアの料理がふるまわれたり「コーヒー発祥の地」ということでコーヒーセレモニーの儀が行われたりしていたそうです(僕は途中から参加したのでコーヒーセレモは見てないですが)。
まぁ当然と言えば当然ですが会場にはエチオピアの音楽が結構な音量で流れていて、踊りを楽しんだりとよくある風景がありました。
僕は踊りには全く興味がなく、心の中では「踊って何が楽しいんじゃろか??」という気持ちが強いのです
それでもそのうち手を引っ張られ、半ば無理やり踊りの輪に参加させられるわけですが、ほんとつまんない。。。。
いちおうパーカッションなんかをやっていますので、音に合わせて体を動かしたり、踊りらしいことをすることは出来ますが、やっぱり苦痛・・・
ラテン系の人たちもめちゃくちゃ踊りが好きで、一晩中でも踊り狂ったりするそうで「凄い体力だなぁ」と感心するものの、結局は「何がそんなに楽しいんじゃろ??」感は否めません。
昔から世界各地で踊りを通して男女が出会いというのはそれこそ伝統文化だと思うのですが、僕は踊っているよりも話をしている方がずっと好きだし楽しい。
でも悲しいかな、そういうところではたいてい音楽が大音量でかかっているのでろくすっぽおしゃべりも楽しめない。
当然会話も声を張り上げ、短くわかりやすい言葉で交わすしかなくなりますが、そんな状況では洒脱な会話も楽しめないもんね。。。
近くにいた人に「踊っててそんなに楽しいのかねぇ」と聞いてみたところ、「参加したもん勝ち」「一体感がいいんだよ」などの答えが返ってきましたが、ど~~~~なんだろ・・・
輪に入ってるだけじゃ一体感も何も感じないし、無理やりテンション上げて輪の中央へ進んだところでワシは変わらんだろうでね。
踊りそのものがキライなのかな??
体を動かすことは好きだしバカみたいな動きをしてピエロになることもさほどな抵抗感は感じません。
どうもあの無理やりな一体感が嫌いなのかも。。
マリファナなんかをやる人たちは、こっちの趣向に関係なく「ハイッ」なんて回してくるけどそれに似たような嫌悪感かな。
お酒の席でもグラスが空いていれば有無を言わさず注いでくる人がいるけど、それも昔から凄く嫌だったなぁ。。。
それがいやだったから、いまだに自分は気の効かない木偶の棒でありますが。それも問題だよね。。
踊りの輪に参加していなくても僕は見ているだけでも十分に楽しい。
「いいなぁ」と思いますよ。
*これは決して「踊れていいなぁ」ではなくて「その瞬間の楽しい時間」そのもの「平和な素晴らしさ」へのいいなぁ。
僕もささやかながら手や足でリズムを取り一緒にノッています。
踊りにしてもスポーツにしても躍動感のある動きを見るのはとても好きです。
これは特別な瞬間ではなく、日常のあるひとコマでも見受けられることですよね。
エチオピア人だろうとブラジル人だろうと誰もが踊り大好きなわけではありませんし、今日も決して踊らないエチオピアの人もいました。
まっ、色々あってエェんじゃねーの。
踊りは不得意なので仮に得意なタイコに置き換えてみるとどうか?
きっと自分から進んで「叩きまーす」てことにもならないだろね。
結局は性格の問題かっ!
僕はたぶん観察者的な資質の方が大きいのだと思います。
その一方でチームや団体行動がダメなのかと言えばさにあらず。
むしろそれぞれが自分の役割を認識しながら確実にこなしていくようなことには強い憧れがあります。
仕事でもチームとして十分機能しながら成果を出せるのは素晴らしいことですよね。
自分の役割への認識が甘く、無駄な動きをしている奴には「フンガーッ!」ってなりますが・・・
エチオピア料理、初めて頂きましたが大変美味しかったですよ。
近くの四つ木という地区にエチオピアレストランがあるそうなのでいつか行ってみようかと。
加えてこの辺りはバングラデシュかミャンマーだったか、その人たちも多く住んでいるそうです。
意外とインターナショナルなのね。