「特許取らないの??」
昔からよく言われてきましたが、結局な~んにも取ってないですね。
ちゃんと検討したことはもちろんあります。
もし僕が社長で、企業としてやっていれば間違いなくとるでしょう。
当時調べた結果ですが、特許ひとつ取るにしても「多角度」的に、様々な角度から取らないとあまり意味がない。
加えて、国によっては「最初に特許を取った人に権利がある」パターンと、「最初に開発した人に権利がある」というパターンがあるようでした。日本は後者だって言ってたかな。
僕の場合は、HPはもちろん、メディア等でも取り上げていただいたことが何度かあるので「最初に開発した人」の証明はすぐに出来るよ、と人に言われたりした結果「まぁ、取らんでえぇじゃろ」となったのです。
(でも今から取ろうと思っても、もう時間切れみたいです)
*これは当時恐らく世界でもプロパノータだけだったと思われる音板が「2重」になっているタイプについてです(6/16加筆)
そもそもこの手の楽器自体がそれまでなかったのだから、過去に特許を取った人もいないだろうし、そんな場合は申請すれば通っちゃうのかな???
だいたい、仮にもし特許を取っていてもパクリ天国の「チャイナチャイナ」には何の効果もないでしょうし、それ以外の諸外国に対しても「あっそう」で、やっぱり何の役にも立たないんじゃないかな。。
国内で始める人が出てくる気配はまだ全くなさそうだし(それが問題だよ)。
おまけにそんなに多角度的に特許を取るなんてことしたら、いったいお幾ら掛かるのサ????
それに特許なんて取って独り占めしたところで、一人でチマチマやってたらいつまでたっても広まりっこないからね。コレが一番の理由かな。。
もしどこかの企業が特許を取り大量生産を始めたとして、僕自身が何らかの制約をこうむるのは、ごめん願いたいとは思ってました。
でも仮にそうなったとしても、結局月産20~30個しか生産できない個人工房から絞り取る特許料なんて微々たるものだし、そんなことすりゃ逆にマイナス効果になりかねないよね。
では、もし僕が特許を取り、どこかの企業が生産を始めたとして「僕に特許料を払ってくれる」、、悪く無いねぇ。
ま、一種の夢物語ですな。。そんなもんアテにしたことない。。
プロパノータという「名前をせめて商標登録したら」と言われましても、、、仮に(多分そんなことないと思う)誰かがプロパノータを登録して僕が使えなくなったら、ホイサッサと名前は変える予定。。
静岡から東京へ移転するときには、本気でプロパノータという名前は変えようかと悩んでいましたし・・・
新しい名前はもう決めてあるダヨ!!
何にしてもこだわりなさすぎかな???
でも大切なのはソコじゃないからなぁ。。
どっちみち世の中自分の思い通りになんてなりませんでねぇ。。